免疫力を高める方法とその必要性について【体の不思議】*烏丸五条・四条駅近の鍼灸院*
目次
- ○ コロナウイルス対応に追われて早1年半・・・
- ・今こそ人類の知恵を使う時
- ○ 免疫力を高めるための6つのポイント
- ・①質の良い睡眠を追求する
- ・② ストレス解消のために笑う
- ・③ 身体を冷やさないこと
- ・④ 体を動かすこと
- ・⑤ 朝食を取る、バランスの良い食事を意識する
- ・⑥ 腸内環境を整える
- ○ 免疫力に影響を与えるマッサージとはり
- ・皮膚のバリア機能向上に対する施術の考え方
- ・今回ご紹介したツボの場所はこちら✨
コロナウイルス対応に追われて早1年半・・・
「コロナ、コロナ!!」と言い出して
早1年半の月日が過ぎました。
日本中が新型コロナウイルス感染症対策に追われ
🔴マスク
🔴パーテーション越しの対話
🔴トレーを使用してのお金のやり取りなど
始めは違和感だらけだったことも
もはや日常になってきましたね。
ただ、おそらくこのまま
感染を防ぐ、感染を避けるという
方向の取り組みだけで現状を打破することは
難しいんだろうなと感じます💦
そもそも病原体というのは
私たち人類が生まれる
ずっと以前からこの地球に住んでいた生物ですから
そこにいるのが当たり前
感染症という定義は
あくまで人類側の発想であって
生きた細胞の中でしか生きることができないウイルスからすると
ただそうやって生きてきたというだけの話なんですよね。
今流行っているコロナウイルスも
生き残るために
アップデートを繰り返しているだけです⚙
彼らのように簡単に変形・変異する能力がない人類は
ちょっと苦戦しますよね!💦
今こそ人類の知恵を使う時
ですが私たち人類には
そんな能力を凌駕するだけの
知恵があります😊
今こそ、感染を防ぐ努力はするけれど
その一方では
感染はするものなんだという想定で
どうやって生きるのかということを
一人一人が知恵を絞って
考えないといけない時でしょう🤔
言葉を変えていうのであれば
日々の生活その時その時が大切になる
という意味を知るべきです。
とでも言っておきましょう👨
今人々の発想がどんどん狭くなっていて
ワクチンのことだけを言えばこうだああだ
経済のことだけを言えばこうだああだ
感染症という出来事に対してだけ言えばこうだああだ
というように、様々な場面において
机上の空論も含めて
たくさんの情報が散らかっていますが・・・
大切なことは
その時自分は何を選んで
どうするのかというところですね。
ワクチンを打つ・打たないも同じことですよ。
医学にはもともと100%がないということを知りつつ
そこに乗るのも1つ、乗らないのも1つでしょう👍
今人類には、大自然の摂理に対する
"正しい抗い方・順応の仕方を考えろ"
という課題が突きつけられています。
自然界からの最後通告
人類の生きる姿勢の変容が
本気で求められていることを感じます。
今回は、
人類が現状を生き抜く上で1つのキーとなるシステム
🔑免疫力
のことについて書きます📝
免疫力を高めるための6つのポイント
ここでは、免疫力を下げない生活を営むために
気を付けるべきことについてまとめます📝
1つずつの作用は決して大きくありませんが
抵抗力を高めるための努力と時間を
惜しんではいけません!
免疫と言うのは、
抗原と呼ばれる
まあ、方向としては人体にとって有害となる
体内に侵入した微生物や異物を
できるだけ効率的に処理するために
体に備わっている防御システムのことです🛡
両親から受け継ぐことで、
生まれながらに備わっている自然免疫と
1度目の感染の経験やワクチンの接種などにより、
抗原情報を記憶することで
次に同じ病原体が体内に入ってきても
その病原体に対して
スピーディーかつ効果的に対応できる免疫細胞が増えることで
感染を防いだり、症状を軽くすることが出来る獲得免疫
の2つのタイプに分かれます👍
①質の良い睡眠を追求する
免疫力を下げないためには、
① 質の良い睡眠を追求する
眠っている間には、成長ホルモンもたくさん出ますから
✅ リンパ球の増加
✅ 細胞の成長や修復
✅疲労の回復
✅自律神経のバランス調整
などが円滑に進みます🌊
睡眠の質を高めるためには・・・
【手立て1】 規則正しい体内時計を構築する
できるだけ朝は同じ時間に起き
夜も決まった時間に眠るようにしましょう⏰
【手立て2】 就寝前のお風呂
そこまで暑くない湯にゆっくりつかる🛀
【手立て3】 寝る前に携帯電話やパソコンなどの光を浴びない
電磁波には神経を高ぶらせる作用がある💻📱
【手立て4】 起床時にはカーテンを開けて日光を取り込む
その後再び眠ってもいいので、日の出をちゃんと感じる🌞
というようなことを習慣付けたいですね😊
② ストレス解消のために笑う
② ストレス解消のために笑う
過剰なストレスは、
活動を支える交感神経という方の
自律神経を過度に興奮させますから
時々休めてあげないといけません😴
その手っ取り早い方法が
弱音を吐いたり愚痴を言ったり
できたらそれを同じように思う人と
共有することです🗣
もういい加減飽きたなあと感じるほど
寝るというのもありですねえ!😀
また、笑うと白血球が増えるとともに
脳の中には「ほっとさせるホルモン」が分泌されますから
作り笑いでも、とりあえずでもいいんですよ!
大きな声で笑ってみましょう✨
そして赤血球や白血球など
血液細胞が生きている場所は血管の中ですから
血管そのものも良好な状態でなければなりません。
※ ①と②は
血管の良い状態を維持するための
自律神経(交感神経・副交感神経)の働きの
バランスを取ることにも関与しています!
うまく眠れない、ストレスを貯めちゃったという状態になってしまうと
自律神経の1つである交感神経だけが優位に働いてしまって
血管は細く縮んで
中で生きている血液細胞が
窮屈になって力を発揮できなくなるんですよね💦
③ 身体を冷やさないこと
③ 身体を冷やさないこと(冷えこそ最大の敵🗡)
体温が1℃上がると
免疫力は5・6倍にアップ👍
1℃下がると
3割落ちる😢
などと言われているぐらいです。
とにかく体はいつも
ちょっと熱いかなと感じるぐらいが
ちょうどいい具合なんです!
まずは体温を上げる(体の中で熱を作る)ことが必要です。
運動をするのがいいとかご飯をたくさん食べようとか、
寝る前にゆったりとお風呂に入りましょうとかいろいろありますが、
実は、それらは全て体温を上げるための生活習慣なんですね🔥
⚠一つだけ注意しておいてほしいのは
今の気温や湿度に対して
暑いと感じていたとしても身体は冷えている
と言うこともあるということです!
④ 体を動かすこと
④ 体を動かすこと
人間は動いているからこそ動物!!
止まると脳が思考を停止して
そのことから全てのバランスが崩れてしまうのです。
適度な運動をすることで
体温を上昇させ🔥
自律神経のバランスを整えたり
免疫を担当するリンパ球の産生も進みます👌
⑤ 朝食を取る、バランスの良い食事を意識する
⑤ 朝食を取る、バランスの良い食事を意識する
規則正しい生活を送らないといけませんが
1日3食という習慣には
こだわらなくても大丈夫です。
ただ、朝食は体温の上昇や基礎代謝量を上げます🔥
また、体内時計を整えることで
免疫力を高めることにつながります。
バランスの良い食事を取るとは、
5大栄養素(タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラルなど)を
適量摂取することを意味します🍴
⑥ 腸内環境を整える
⑥ 腸内環境を整える(微生物様様✨✨)
腸内で生きる善玉菌が腸内を酸性にすることで
悪玉菌の増殖を抑えながら腸の運動を活発にし、
病原菌による感染を予防します✨
また、善玉菌自体を構成している物質が、
免疫力を高めるという報告もあります。
善玉菌(ビフィズス菌や乳酸菌など)を増やすためには、
ヨーグルトや納豆などの発酵食品、
野菜・豆類、果物類などに多く含まれている
オリゴ糖や食物繊維を
多めに取るといいでしょう😊
免疫力に影響を与えるマッサージとはり
人間に備わっている自己防衛力の
一つ一つの影響は小さいものです。
大切なのは相乗効果✨
自然からの力もいっぱいもらって、
トータルで力を高めて
結果よしの状態にすることです。
身体からすると、はりやマッサージは
体外から加わる刺激です。
人が、家の玄関のドアをノックされたら
「なんだ~!」と反応するように
身体に刺激が加わると
その部分に様子見と対処のため
白血球という血液細胞が集まってきて
状況に合わせて様々な働きをします。
はりやマッサージは、その白血球が
働きやすい環境を作るのにも一役買っているのです😊
空鍼癒院の施術と
免疫力向上との関係については
別のブログにまとめてありますので
そちらもあわせてお読みください。
空鍼癒院の免疫力アップ施術に対する考え方
皮膚のバリア機能向上に対する施術の考え方
ここでは、一例として
【皮膚のバリア機能向上に対する施術の考え方】
を紹介します📝
皮膚というのは体表にあって
細菌やウイルスが
最初に通る関所のようなものですから
セキュリティを上げておかないといけませんよね🔒
身体には
私たちの心身を良好に保つために
たくさんの気が流れています。
気というのは、エネルギーを持って
心身に活力を与える物質なんです。
いくつも種類があってその1つに
衛気(えき)という気があります。
衛気は、口から摂取した飲食物を原料に
↓
東洋医学的臓器である脾の臓
(西洋医学的には膵臓のこと)胃で生成され
↓
肺の臓の作用により体表を巡ります 🔄
衛気の仕事は
皮膚の伸び縮みや
汗腺の開閉を調節して
外邪の侵入から身体を守ることです🛡
【参考】
おすすめのツボ👍
ツボの力を借りて
衛気の生成と循環を行う
脾・胃と肺に力を与えようとするのであれば・・・
脾の経絡(脾経)のツボである
・ 陰陵泉(いんりょうせん)
胃の経絡(胃経)のツボである
・ 足三里(あしさんり)
肺の経絡(肺経)のツボである
・ 太淵(たいえん)
などを軽く按(あん)じてあげると
衛気の生成が増し
それが滞りなく循環することで
結果的に
皮膚のバリア機能を高めることにつながという風に考えるんですね♪
今回ご紹介したツボの場所はこちら✨
陰陵泉(いんりょうせん)
脛の骨の内側縁を指頭で膝の方まで撫で上げたとき、指が止まるところ
足三里(あしさんり)
膝を軽く曲げた時、お皿の外下にできる凹みから10センチほど下にあって、おすと「じーん」と響くところ
太淵(たいえん)
手首を少し曲げて、その掌側に出る線の親指側はし。 骨の出っ張ったところより少し内側で血管のどくどくが触れるところ
以上、今回は免疫力というテーマに沿って
そのシステムの重要性について
書きました👨
ぜひ参考にしていただき
元気な生活を送るための
一助にしてください。