「人間と新コロ!!」byくうくん
新型コロナウイルスは、
地球上で今の状況を作り出すのに
どれだけの時間をかけて準備してきたのかな?
今だから生物ピラミッドの頂点に君臨している人間だけれど
もともとはきっと弱い存在だよねえ!
それが知能という能力を
進化させることの意味にたどりつけたおかげで
生態系の最上位に上り詰めることになったわけだ。
それは間違いなくすごいこと!!
一方ウイルスは、
細胞を持たない生物、いわば弱者の半端もの。
彼らは自らの力で生命を維持することすらできない。
だから種の保存と繁栄を可能にするため
変性細胞寄生性(へんせいさいぼうきせいせい)といって、
自分に合った生物の生きた細胞にはまり込んで
共存するというテクニックを身に着けた。
そしてここ20年の間は特に集中して
自分たちにとって最も都合よく動いてくれる存在として
人間という生物をターゲットに下剋上を仕掛けている。
2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)
2012年に中東呼吸器症候群(MERS)
なんどもなんども敗北を繰り返しながら
生物としてのプライドをかけて・・・
人間が作る薬に対する弱みを一つ一つ克服しながら
そして今・・・彼らは生き残るだけに留まらず
とうとう人間社会に対して一石を投じるまでの存在になった。
その後ろには何十億年におよぶ
遺伝子に刻み込まれた膨大な情報があるんだろうななんて思うと
うわー、また妄想話が膨らみすぎて、くうくん気を失いそう(笑)。
今や生物界において王の存在となった人間だけれど
その歴史はたかが6・700万年程度。
その短い時間の中で
知能を高めることで、
確かに楽しくて、
便利で、多様性が許されるたくさんの生活様式を手に入れた。
それに対して、自らの力で生きられないウイルスは、
30億年というとてつもなく長い時間をかけて
共存するという能力を進化させてきた
もしウイルスに人間のような欲があるんだとしたら
その中に、いつか生態系に対して、自らの影響を誇示してやろうと
考える者がいても不思議なことではない。
そう思うと、
ウイルスたちも、今1つの勝負の時を迎えているというわけだ。