下腿三頭筋(かたいさんとうきん)【筋肉博物館】*スポーツ好きにもオススメの鍼灸院*
目次
- ○ 今回は『下腿三頭筋』
- ・下腿三頭筋の働き
- ・第二の心臓
今回は『下腿三頭筋』
第二の心臓ふくらはぎ!
ふくらはぎを作っているのは
下腿三頭筋(かたいさんとうきん)といって
主に、膝を曲げることを助けている腓腹筋(ひふくきん)と
足首を足のうらの方に曲げるひらめ筋
を合わせて呼ぶときに使われる名前です📝
下腿三頭筋の働き
この筋肉もいろんなことしているのですが、
わかりやすいところで言いますと、
歩くときや走るときなどのように
立って身体を前方に移動させるときでしょうか🏃
地面に付いている方の脚において
踵(かかと)側からつま先側に体重が乗り移っていくとき
特に後半、
足のうらの前の方から指にかけて体重が乗り移っていき
地面を押して体を前に持っていくときに
ものすごく大事な働きをしています✨
第二の心臓
いやー、書いているだけでめっちゃ興奮してきますねえ!!
でも実は今日させていただくお話は運動のことではなく、
下腿三頭筋が持っている
筋ポンプ作用という第二の心臓
と呼ばれる理由についてなのです!!
第二の心臓って・・・
すごい呼ばれ方でしょ!!😲
僕もふくらはぎ君のように
きみは社会にこれだけ期待されてるんだよっていうような
字名をつけてもらえるように
果てしなく頑張りたいです😀
ありがとう、ありがとう。
いやいや、そんな話をしてるのではなくて・・・(笑)
どうして第二の心臓なんて呼ばれ方をしているのでしょう。
それは、心臓から最も遠い位置にある
足からの静脈血(身体のパーツが働いた結果出てくる汚れた水や排気ガスをいっぱい含んだ血液)を
重力に逆らって心臓に戻すためのポンプの役目を果たしているからなんです👏
下腿三頭筋が収縮する(作用時)ことによって静脈が圧迫され、
静脈血がしぼり出されるように順次脚の上の方へ押し上げられる⬆
下腿三頭筋が弛緩する(非作用時)ときに
足先の方から静脈血が吸い上げられる⬆
だからポンプなんですね!😲
下腿三頭筋の収縮と弛緩によって
脚の血液循環が維持されるわけですから
一日中立ち仕事や座りっぱなしのパソコン事務仕事などをしていると
脚に老廃物だらけの静脈血が溜まって
水浸しの重たーい脚になっちゃうんですね😭泣
そりゃだるかったり痛かったり、
想像できますでしょ(うんうん)
そしてその状態を「むくむ」と呼んでいるわけです!
そのようなことが、長時間飛行機に乗るというきっかけで起きたものが、
エコノミークラス症候群と呼ばれる状態ですね😨
ぜんぜん別の話になりますが、
あのアーノルド・シュアルツェネッガーさんは、
映画で素晴らしい肉体美をご披露されていたことは
多くの方がご存じだと思いますが、
実は彼はお年を召されてからも
毎日この下腿三頭筋のトレーニングだけは続けていらっしゃったようですよ!
高齢になり足を動かす時間が少なくなる、
呼吸器や循環器の働きが落ちてくるということなどを考えますと
高齢者にとって、最も必要かつ
毎日行うにふさわしいメニューだと思いました😊
さすがです👏
筋肉フェチが最後に選んだ筋肉👍
ああ、またさらに興奮の波がー・・・!!
つま先立ちで歩いたり、
仕事の合間に踵上げ運動🔥
さあやろ!!
このブログでは、様々な角度から
筋肉の存在する意義について紹介していきます。
ただ筆者がトレーニングしたい筋肉というだけかもしれません笑。
具体的なトレーニング方法などにつきましては、
YOUTUBEなどでもご紹介できればと思っています。
そのうちに… ですけどね。