冷えは万病のもと4【体の不思議】*烏丸駅近の鍼灸院で冷え性対策*
目次
今回は【冷え性の種類】
今回のブログでは
前回の『冷えは万病のもと3【体の不思議】』でまとめました
冷えの原因とも関連させまして
冷え性の種類やその緊急度についてみていきましょう👀
ご自身の性質や生活と照らし合わせて
改善点や対策などを見い出していただければと思います😊
①自律神経失調タイプ
多くの方がこのタイプでしょうね!
自律神経には、交感神経と副交感神経という
2種類の神経がありまして、
交感神経は、起きている時の活動や
闘争・逃避など、緊急事態に対応する環境を
副交感神経は、消化器官の働きや
眠り・安静など、休息の環境を作る神経です。
冷えの対策という意味では
交感神経をあまり興奮させるような状況を作らない方がいいですね。
本当は副交感神経が優位に働いているべき時間帯まで
交感神経が出しゃばってくるようになりますと
末梢の血管が縮んで血流が減るだけでなく
疲れは取れませんし、イライラすることが増えるでしょう💦
また、胃酸の分泌が増えて胃がもたれたり
血管が縮むことで
たいていの人は肩もがちがちに凝ってますよね
②内臓冷えタイプ
ほとんどの原因は
許容範囲を超えた心へのストレスとでも言っておきましょう。
例えば、長期に及ぶ人間関係からくるストレスや
過度の○○というような我慢に起因するストレスなど
このタイプは、結構原因の根が深いですね💦💦💦
自律神経もくたくたに疲れている皆さんですから
環境に合わせた手足の血管運動調節
(収縮度の調節)
ができません。
つまり、本来内臓を温めるために
移動してくるはずの血液が
手足から動いてきてくれませんから
内臓が冷えてしまうといった感じですかね😨
いかがですか?
冷えと言えば手足の先が・・・
とばかりイメージされている方が多いのではないでしょうか。
このタイプは、むしろ手足は温かいことが多いので
ピンチピンチピンチの心や
ご自分が冷え性であるとも気付かずに
さらにストレスを積み上げて・・・「どかーん!!💥」
なんてことにならないよう
早めにケアしましょうね!!👨
③末端冷えタイプ
味の濃いものや高脂肪のものばかり食べているといった
偏った食事
あっ!お酒やたばこの飲みすぎもだめですねえ!
そのような生活習慣のある方々は
血液はドロドロ、血管の内壁もボロボロになっていきまして
血行が悪くなります。
特に手足の先の方へは
血液が行き届きにくく、冷えてしまう訳ですが
※だからと言って手足を温めましても
このタイプの冷え性は改善されません
なぜかといいますと、
血行が悪い、まあほとんどの場合
身体はまず内臓を温めようとして
胴体の方に血液を集中させます。
そのため、手足の血流が減って
冷えてしまうという具合です💦💦
④下半身冷えタイプ
多くは骨盤の歪みや
姿勢の癖が原因ですね!
寝るときはいつも同じ向き
足を組むのはいつも同じ側
というような日常の動作や姿勢の癖が積み重なりますと
脊柱や骨盤が歪んでしまう他
筋肉の付き方にも偏りが出てしまいます。
そうなりますと
下半身の血行が悪くなってしまうのです。
(代謝が悪くなると言ってもいいですね)
ついでなので代謝が悪くなって困ることを1つ
それはセルライトという
長くそこに居続けることによってできた
脂肪の塊ができてしまうというこ
(見た目がオレンジの皮に似ているので、「オレンジピールスキン」とも呼ばれます)
圧倒的に女性に多く
特にお尻や太ももの後ろ側に蓄積されています。
それがまた血行を妨げますから
ますます冷えが悪化するんですよね😨
⑤鉄不足タイプ
血液成分の1つに
鉄を材料とする
赤血球という細胞があります。
女性は月経がありますから
いつでも貧血(血液中の赤血球が少ない状態)
にはなりやすいと思っておいた方が良いでしょうね👍
また、ダイエットなどで食べる量を極端に減らしますと
鉄分不足となりますから
これまた貧血一直線ですね💦💦💦
赤血球といいますのは
全身に酸素を運搬しています。
ですから赤血球が少ない血液は
酸素を運搬する力が弱く
体力がない
疲れやすい
手足が冷える
などの状態を作ってしまうのです😨
⑥ホルモンアンバランスタイプ
やはり女性に多いですね。
ホルモン分泌の執行部と
自律神経活動の執行部は
ともに脳の視床下部にありますから
お互いにバランスを取り合っているんですよね。
その辺りのバランスが崩れますと
冷え症にもなりやすくなります。
特に更年期を迎える女性には多いです。
次回は、タイプ別の対策✨
ここまで4回にわたって
冷え性についてまとめてきました。
次からはその対策と
空鍼癒院が考える
冷え対策のために行う施術について
ご紹介します📝
つ づ く
これからも、#体の不思議 シリーズをどんどん投稿していきますので、お楽しみに♪