冷えは万病のもと2【体の不思議】*五条烏丸/四条烏丸の鍼灸院*
目次
熱を残すために血管を縮める
今日の朝は、なんかいつもに増して寒く、
足先も冷えてジンジン
体感としての気温の低さを
ただただつらいと感じていた筆者です💦
この前のブログで、寒いと感じる環境では
体内の熱が外に発散されないようにするため
血管を収縮させて
温度を持った血液の流れを抑える
というお話をしました😊
熱を残すために血管縮めてるんだったら
もうちょっと手足にも温度があっていいんじゃないの
なんてことを思ってしまいます😢
身体が体温を保とうとする部分!?
実は、身体が一定の体温を維持しようとしているのは
身体全部ではなく
大事な内臓がある身体の中心部分
なんですよね!!
つまり、めちゃくちゃ寒い時には
心臓や脳など
まずは生命を維持している主要臓器が、
安定して働ける環境を維持するために
(一定の体温を保つために)
手足の皮膚や筋肉など、
生命を維持するという観点では
優先順位が低い
手足などの末梢部分の循環を減らすことで
その分の血液を身体の中心部に回して
大事な部分の体温を保っているのです😊
人の身体というのは、
常にその人が置かれている環境と
血液を必要としているパーツに対して
優先順位を付けることで
その供給バランスを保っているんですよね👍
そして、どのような時でもその優先順位のトップにいるのは
心臓と脳ということになるんですね!
生命の意地という観点に立つと
優先順位が低い身体の末端部からは、
どうしても
血液が奪われることが多くなるということです!
手足の冷えを感じない人もいる!
でも・・・
手足の冷えなんてないという人もたくさんいますよね!
それはどういうことなのでしょう。
その人たちは日常の中で、
手足を動かす機会をたくさん作っている方々です。
つまり、手足という部分が
身体が「ここには血液を供給してやらないとだめだ」と
認識されているような生活を送っていれば
自然とその部分への循環が増えるということなんですよ😲
そのような理由もあって
お医者さんや施術をする私たちは、
冷え性を治したければ運動しなさい
手足の筋肉を使う機会を増やしなさい
なんてことをいうわけです(笑)
今その人がある状況に合わせて優先順位を付けた血液分配をしている
今日のお話の大事なことは、
身体は、
食べた後は胃や腸
運動しているときは筋肉
勉強しているときは脳など、
今その人がある状況に合わせて
優先順位を付けた血液分配をしている
という部分でしょうかね✨
これも前回お話ししました
交感神経が頑張ると血管は縮む
ということと同じく
人が健康で快適に生きるための
大事なポイントですよ!!
つ づ く
これからも、#体の不思議 シリーズをどんどん投稿していきますので、お楽しみに♪